581日。

 

 

最後に平野紫耀さんに逢った日から581日。

 

その間に、世界はすっかり変わってしまったから。起きてる時間の半分、顔を覆って暮らさなければいけなくなったし、逢いたい人に逢えなくなったし、行きたい場所に行けなくなった。

 

楽しかった!とか、逢いたい!とか、行きたい!とか、簡単に口に出しちゃいけない世界になった。

 

好きなものみんな取り上げられて、我慢して我慢して我慢して、諦めて諦めて諦めて、苦しい苦しい苦しい581日だった。

 

暗転して、ペンライトの海が見えて、目の前に5人が並ぶまでは、逢えると思わないで過ごそうと思っていた。明日、今日、1時間後、何が起こるかわからない世界で、もう、好きな人に逢えるのは奇跡だ。

 

実際、目の前で踊る5人を観た時にはもうすでに涙がハラハラ流れてしまってよく見えなくて、ひっこめひっこめひっこんでくれちゃんと観たいんだ!!!!と自分に喝をいれたけど、もうどうしようもなくて、ただ、もう、素直に泣こう、と思った。

 

嬉しくて。嬉しくて。たまらなかった。感情としてはもうそれだけだったな。

 

嗚呼。こんなにも。逢いたかったんだなと思った。

 

夢みたいでずっとふわふわふわふわしてたけど、NamaeOshieteの終わりにキュキュって靴の音が聴こえた時に、はっ!これは現実なんだなぁやっと逢えたんだなぁ!と思ってまた涙が出てきた。涙腺バカだから仕方ない。笑。

 

何回も何回も聴いて、寄り添ってくれた曲たちが目の前でどんどん繰り広げられてくのになんだかとても不思議な感覚だった。あ!私これ初めてみるんだ!とか、まだファンの前で披露できてなかったんだねこれ!とか、こんなふうに踊るんだ!とか、なんて素敵な演出なの!とか、お衣装かわいいいぃぃいぃぃ!!とか色んな感情が次から次へとやってきて、大変だった。笑。

 

だけど、終始、とにかくなによりも5人が本当に楽しそうで。紫耀くんがたくさん笑っていて嬉しかった。なかなか難しい状況のなかで、元気で無事にここにいてくれてありがとうの気持ちだけだった。もう最初から情緒おかしいからしょーがない。

 

ファンに向けて、「幸せになって欲しい楽しんで欲しい喜んで欲しい笑っていて欲しい」がこれでもかと詰め込まれたコンサートだった。

 

ずーっと泣いてた気もするけど、ブラジポテトで号泣したのはあまりにも予想外だった。笑。オエオエ泣いた。あまりにも自由でキラキラ輝いてちょっかい出し合う大好きたちがずっと、できることならいつまでも、ヒゲでおにごっこしていて欲しいと心底願ってしまった。

 

なるべく多くのひとに届くようにと目を凝らして一生懸命にファンサしてくれる彼らを見てたらまた泣けてしまった。

 

岸くんとしっかり目があってうちわに書いてあるとおりにきっちりファンサくれて、そうやってほんのいっとき、世界が交わる瞬間、スローモーションみたいに感じたけど、ありがとうする前にもうすぐに次のうちわに応えてて、あぁ…岸くん…プロなんだね…アイドルなんだね…とんでもないオーラ放っててすごいなって本当に思った。

 

連れてってくれたお友達のうちわにしっかり可愛く応えてくれた海ちゃん、これでもかと間近でみたら瞳がキラッキラで本当に王子様みたいだった。しかもきっちり2往復。ファンサで会話やりとりしてるの初めて見た。笑。

 

紫耀くんも国彼もれぇんも、1人残らず幸せにするぞってたくさんたくさん応えてて、客席とたくさんコミニュケーションとってて、「いつもと変わらないよ」って安心させてくれるのと同じくらいに「いつもよりたくさんみんなのこと元気にしたいよ」が伝わった。

 

紫耀くん、友達とするみたいにたくさんジャンケンして、負けてばっかりで落ち込んでたけど負け続ける紫耀くん可愛かった。落とし物しちゃった子に場所確認してスタッフ呼んであげてるとこは、ほんと同級生みたいだった。ここ?あ!わかった!そこね?みたいな。笑。1人1人の顔見て笑いかけてうちわに応えてみんなと世界が交わってる紫耀くん見てたら心底、このひと大好きだなぁと思った。アイドルしてくれてる紫耀くん本当に大好きなんだよ。紫耀くん。(重い)

 

 

 

コンサートが終わりに近づく頃。紫耀くんも寂しいかな。寂しい気持ちになってるかな。と思ってた。私はとっても寂しい。あまりにも逢いたかったから、このお別れは本当に本当に本当に寂しかった。(重い)

 

 

だけど、なんか知らんけど海ちゃんは「でらでら」連打するし、紫耀くん名古屋弁で帰りゃーよー言うし、国彼「かわいいいーー!」とか連呼してるし、お別れの時間まで最後まで楽しくとにかく楽しく笑ってお別れしようの雰囲気にとっっっても救われた。

 

 

 

名古屋に向かうまえに。美容院に行ってカットして白髪染めて。担当さんに「今日いつもより30分多めに時間もらっていい?」って聞かれたから、予約被っちゃったかなと思っていいよ!って言ったら、最後の30分、サービスでヘッドスパとトリートメントしてくれて。すんごい量のスチームと栄養たっぷりのトリートメント。

 

「楽しんできてね。天使の輪っか作るから平野くんに見つけてもらってね。」って。美容院でおいおい泣いた。そんなやついねぇ。

 

家族、職場、担当美容師さんにまで。応援してもらって、しっかり対策して気をつけて行くんだよって送り出してもらって、こんなに幸せなことないなって。

 

辛い苦しい怖いしんどい疲れたってもうそうゆうものにそうゆう世界にすっかり支配されちゃってたことにやっと気づいて。気持ちを切り替えたら、きっと楽しいこともやれる範囲のやれることもたくさんあったはずなのに、自分で狭めてたし、自分でそうゆうことに慣れて諦めて、自分で自分の機嫌とるって大事なことを忘れてたなって。

 

色んな意味でこんなにも奇跡の席に座らせてくれたお友達には感謝してもしきれなくて。引き合わせてくれたお友達にも感謝してもしきれなくて。ファンサもらえたうちわ作ってくれたことも感謝してもしきれなくて。私が入る日を覚えててくれて出発前にいっておいでの連絡くれたお友達にも感謝してもしきれなくて。お、今日はなつこが入る日だな楽しんでるかなって気にかけててくれたお友達もきっといて。

 

この1年の間にたくさんお別れもあって、3年間ティアラやってきて、なんにも積み重ねてこれなかったんだなと思って切なくなることがこれでもかとあったけど、そんなことなかった。今、繋がってくれてるひとたちのこと大好きだから、もう誰の手も離したくないなって心底想う。

 

 

募る想いこれでもかと爪のあと残るくらいにぎゅぎゅぎゅっと抱きしめて、King&Princeに逢わせてもらった奇跡の2021年夏だった。かぐや様初日から始まった夏休みが今日で終わってしまうけど、信じられないくらいご褒美の夏休みだった。全部、全部。帳消しになる夏休みだった。

 

ありがたいことに明日からまたお仕事行ける。また一生懸命、誰かのために自分のために働いて、しっかりお給料いただいて、楽しい気持ちちゃんと抱えて、元気で笑ってようと思った。

 

 

私の大好きなじぐひらがついに交際に発展して、こんなに嬉しいことはない。どうか。どうか。末長く、永遠に、支え合って助け合って、幸せでいて欲しい。

 

King&Princeこそ。幸せが似合うひとたちだなと、心から想った。

 

5人の笑った顔が、ガハガハ笑った声が、笑いすぎてステージに崩れ落ちる姿が、しっかり焼きついてる。

 

 

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