MazyNight大ヒットによせて。(堅いし長いしポエム)

本当はね。

みんなみたいにそれはそれは素敵な動画とか作って大好きとかありがとうとかおめでとうの気持ちを伝えたいけれど残念なことに私にはその技術がない。結局はまた堅くて重たい言葉を粛々と綴るんだ。

 

まずは本当にめでたい。おめでとう。それはそれはもう本当におめでとう。泣いてる。

 

「買って」と言わない彼らに対してティアラたちの気迫というかなんというか。ちょっと鬼気迫るものがあった。私たちにとってもまさかの事態に、私は、今回だけは(だけはっていうのも変だけど)今回だけはしっかりと「売れた」というものが見たかった。「私たちは待ってた」「大丈夫だよ私たちはちゃんと待ってたよ」という事を伝えたかったんだよな。2度にわたる発売延期。主演ドラマの撮影中断と放送延期。十分なプロモーションもできないまま、待ちに待った5枚目シングルの発売を迎えることに、なんていうかナニクソ的な、世の中やらこの状況やらに負けたくなかったというか、毎日ビクビクしながら色んなことに怯えながら、ただでさえこんなにがんばってる彼らとティアラたちががっかりするなんて嫌だったんだ。

 

追うために店頭も2軒行ったけどもうほとんど残ってなかった。特典は終わっていてもらえなかった。笑。週末にMステ観て買いに来る人の為に残してきた初回限定も今日はもうすっかりなかった。すごい。

 

石油王のごとく湯水のようにお金を使える人もなかにはいる。(どうすれば石油王になれるか検索してみたけど石油王はこの世に存在しないらしい)

 

でも、ほとんどの人は一生懸命仕事したり、家事に育児にとがんばったり、節約したり、何かを我慢しながら、少しずつがんばった。決してたっくさん買った人が偉いとかじゃなくて(いや、偉い!すごい!しびれちゃう!) できる範囲の精一杯でがんばった人たちの愛もヒシヒシと感じた。「買って」って言わないけど、彼らはデビューと引き換えに「数字に追われる」ことになってしまったから、私の人生をこんなにハッピーにしてくれた彼らに、微力なのはわかっちゃいるけど、わかっちゃいるんだけど、だけど、喜んで欲しい。私たちも万歳したい。もうほんと、それだけだったよね。だから、なんていうか。力が抜けた。笑。嬉しい。嬉しいよとても。すごいよ。King&Prince。すごい。ティアラもすごい。すごいよ。(語彙力)

 

 

この約半年間は本当に大変な半年間だった。まさに。未曾有の半年間だった。前代未聞の半年間。全員が初体験。今生きてる人間全員が初めての体験。姿が見えない敵と戦って本当に大変だった。

 

今思えば。12月に母を見送れてよかったなぁと思う。いよいよ看取りとなっても病室に入れたし、亡くなった後もしっかりお別れできた。骨も拾えたし葬儀もしっかりできて好きな歌に包まれながらたくさんの人に見送ってもらえた。普通だと思ってたことが普通じゃなくなるなんて想像もしてなかった。ただでさえ。意図せずこんなことになって亡くなった大切な人の手も握れずに、見送ることもできずにお別れしなきゃならなかった人の気持ちは想像を絶する。

 

普通が普通じゃなくなった。

ティアラたちに逢えない。

オタ活ができない。

現場がない。

タピオカ飲みたい。(強火THE ALLEY担)

普通にCDが買えない。

普通にドラマが観れない。

普通が普通じゃない。

もう頭がおかしくなりそうだった。笑。

帝劇のサプライズハピバ会の記憶がどんどん遠のいていく。

 

拡大していくと共にどんどん忙しくなって3月4月はもう記憶がない。いつ感染してもおかしくないし自分はもう保菌者だと思って行動しようと決めたから、母と犬をいっぺんに亡くして1人暮らしになった父とももう4ヶ月逢ってない。ほんと、テレビ電話を開発した人には足向けて寝れない。もう少ししたら完全防備で逢いに行こうかなと思ったりしている。

 

ちょっと熱っぽいなとか咳が出るなとか思い始めたらもう不安で不安でしょうがなかった。前日まで一緒に働いていた同僚が39度の熱を出してPCR検査を受けることになって、どう考えても私、濃厚接触者なのに厚労省の決めた濃厚接触には当たらないとかいう理由で放置された時にはさすがに恐怖で気絶するかと思った。そうこうしてるうちにあれよあれよという間に私も39度の熱が出て実はまるまる1週間自宅待機に。(平熱35度)(もう別世界)

 

母の闘病を3年間見てきたし、それなりには死に対峙してきたけどそれでもやっぱりどこか自分のことじゃなかったんだと今はわかる。こんなにも自分の命の重みをガツンと味わったのは初めてだった。同僚も陰性で私も早々に熱が下がって検査も受けずに復帰したけれどいつもずっと不安がつきまとう。

 

心がどんどん疲れていって体もギシギシ言い出してそりゃそうだよなって。お仕事がお休みで本当に困った人もたくさんいるし、いつもより忙しくなって困った人もたくさんいるし、お家で家族と向き合う時間が増えて大変だった人もたくさんいるし。みんなみんな本当によくがんばった。(誰) まだ終わってないし全然油断はならないけど、ひとまずここまで本当に本当によくがんばった。それぞれの立場と状況はちがうけれど、私は本当にティアラたちに助けてもらった。明るく元気で朗らかでみんなみんな優しい。時々口が悪いけど根っこはみんな優しい。困ったらすぐ助けてくれる。みんな本当に優しい。(久しぶりに逢ったってなっちゃん太った?とは絶対に言わないと思う)(圧)

 

毎日ツイッタランドで繰り広げられるなんてことない平和な会話が大好きだ。そこに私がいなくても仲良しと仲良しの会話をただ眺めてるだけでどれだけ癒されたことか。笑。39度の熱でヒーヒー言ってた時もふわふわしながら眺めてた。笑。

 

そんなふうに過ごしていたらあっという間に6月も半ばに差しかかろうとしている。信じがたい。信じられない。冬だったんだ。確かに冬だったんだ。寒い寒いと言ってたんだ。なぜ今半袖を着ているんだ私は。本当にそんな感じだ。笑。きっとみんなもそうだよなぁ。笑。

 

ひょっとすると、もしかしたら。今年は紫耀くんに逢えないかもしれない。うっすらとそんなことも考えてる。もしもそうだとしたら寂しい。悲しい。無念。

 

だけど。だけど。

 

生きていたらまた必ず逢える。

 

私、この半年で悟りの境地にたどり着いた。色んな言葉を浴びて色んな気持ちになったし、なんか脱皮したというかバージョンアップしたというか。ワンアップした。

 

目の前でMazyNightを歌って踊るKing&Princeに逢える日を楽しみに、ただその日を楽しみに、またみんなでわいわい新幹線に乗れる日を楽しみに、コツコツと生きていけばいいやと思える。

 

彼らの耳に届いたかな。ハーフミリオンの結果とティアラたちのワイワイガヤガヤは届いてるかな。届いてるといいな。喜んでくれてたらいいな。私たちがこんなに嬉しくてこんなに誇らしくてこんなにワクワクしてるの、届いてるといいな。

 

ひたすらに追いかけて、ひたすらに背中を押せる日々が当たり前じゃなくて普通でもなくてなんて素晴らしい世界なんだ!!(セミオトコ)って忘れないでまた明日からまっすぐにオタク街道を突き進もうと思う。

 

紫耀くん。愛してる。

 

さて。牛タン焼こう。