何度目かの青春謳歌宣言

12月に入って。

3年間の闘病を経て母が亡くなりました。

 

母が亡くなった5日後、後を追いかけて母が大切に育てていた愛犬が亡くなりました。これは流石に動揺した。まったくもって驚いた。

 

たったの5日の間に大事な2人を見送りました。2日違いで火葬されたので今頃2人してキャッキャキャッキャと合流して、計画の成功と再会を喜んでることでしょう。

 

3年前。なんの前触れもなく本当にある日突然「患者の娘」になり、日々姿を変えてゆく母と共に過ごす母の人生のカウントダウンが始まりました。その間に自分の愛犬を看病して見送り、King&Princeに出逢い、いつも私のそばにはKing&Princeとティアラがいました。いてくれました。病院に泊まり込みながら母と一緒に観たうたコンでまさかのギンギラギン歌唱には随分救われたなぁ。笑。看護師さんたち巻き込んで顔がいいだの歌がうまいだの盛り上がったなぁ。

 

病室で見る朝焼けの切なさは一生忘れないだろうなぁ。名古屋で撮ったティアラたちとの集合写真をみた母が、「青春だね。よかったね。またこんなに友達ができてよかったね。安心した。」と言った時。あぁ。そうね。何度目かの青春だわね。うん。もう私、死ぬまで青春することに決めたわ。出来るだけ長生きして、みんなと楽しく青春する。と誓った。

 

後半、せん妄がでて自分がどこにいるのかすらわからなくなった母のおむつを変えた帰り道。夕焼けのバスの中で聴いたKPQPの破壊力ったらなかった。すごかった。まさか!私が母のおむつを変える日がこようとは!!まさか!私の母が!なぜ!なんで私の母が!あの母が!こんなことになろうとは!と悲しくて悲しくてそれこそ抱えきれない悲しみで叫び出しそうだったけどいつもいつも紫耀さんが助けてくれた。病院に通う道で荷物が重たすぎて両手が真っ赤になってなんか知らんけど駅のホームでホロホロ涙が止まらなくなった時に聴いたプリプリも心を軽くしてくれた。まだやれるぞやらねばと思わせてくれた。

 

全部を知っていて、番組の録画から雑誌の予約まで思いやり溢れる万全なサポートで私のヲタ活を支えてくれたいつメンティアラたち。本当に本当にありがとう。言葉では表せないほど感謝してるので今度恵比寿ガーデンプレイス時計広場でキレキレの裸踊りでもするね!!!(逮捕)  知らない人のふりしないでね!!!! (大声で名前呼ぶからね)

 

いろんなタイミングでうっかり知っちゃったけどTwitterでいつも通り私のくだらないおふざけや重めの愛の叫びに付き合ってくれたティアラたちも本当に本当にありがとう。私にとって唯一遠慮せずに心から楽しめる場所だったからそれはそれはもう助かった!!笑。せっかくお誘いいただいてもなかなか予定が立たずに先延ばしにしてもらったり、ドタキャンしてしまったりで迷惑かけたティアラたちも本当にごめんなさい。それなのに優しくしてくれてありがとう。もう少し落ち着いたら今度こそみんなとゆっくり逢って語り合いたい。

 

大切な人が死んだのになぜ泣く時間もないほどに忙しいのか。苦手な書類系の手続きに次ぐ手続きのオンパレードで発狂しそうになるけど、これはだからなんだと。あえてなんだと。あまりの悲しみに心が囚われて一緒に連れて行って欲しいという気持ちにならないように、毎日毎日こんなにやることがいっぱいあって私を疲弊させて余計なことを考えないように布団に入ってすぐに眠れるように、そうゆう仕組みになっているんだわと、自分で自分を納得させる日々だ。

 

これはアレだ。アレなんだ。

ヲタク以外の人には決して理解できない。決してわからない。なんなら笑ってくれていい。

 

アイドルってすごいんだぞ。King&Princeってすごいんだぞ。どんなときも寄り添ってどんなときも励ましてくれるんだ。どんなに悲しくてもどんなにしんどくても必ずそばにいて助けてくれるんだ。どれだけ救われたかどれだけ助けてもらったかわからない。彼らがジャニーさんを想って悲しむ姿が自分と重なってどうしようもなくなった時もあったけど涙が止まらない紫耀さんの背中をさすってくれた仲間がいたように、私にも助けてくれるティアラがいて本当にありがたかった。このご縁を大切にする。絶対に。

 

知り合ってそのままお別れしてしまったティアラもいるし、きっとこれからまた新しく出逢うティアラもいるし。どうにも人見知りで人付き合いが上手くないのでなかなか思ったようにできないけど、それでも仲良くしてくれるティアラたちを大切に本当に大切にこれからも最高に楽しい何度目かの青春を謳歌することを誓いますね。えぇ。誓います。永遠の愛を誓った時よりも誓います。

 

さて。また重めの愛を叫ぶとしよう。

 

お母さんへ。

ジャニーさんに会ったらいつも娘が大変にお世話になっていますと、平野紫耀くんを世に出してくれてありがとうございましたと、どうか丁重にご挨拶してくださいね。頼みましたよ。